秀岳館高サッカー部 監督は退職、暴行のコーチは懲戒免職
熊本県の秀岳館高校サッカー部の暴行事件をめぐり、監督は退職、暴行したコーチは懲戒免職処分となったことがわかりました。
この問題は、先月20日、熊本県八代市にある秀岳館高校サッカー部の寮で、30代の男性コーチが男子部員に殴る蹴るの暴行をして、暴行の疑いで書類送検されたものです。
学校はこのコーチを懲戒免職とし、17日、保護者と熊本県に報告しました。この暴行をめぐっては、サッカー部の段原一詞監督の指導のもとで部員が顔と名前を出して謝罪する動画をSNSに投稿したことも問題になっています。
熊本県によりますと、段原監督が一連の問題を受けて退職願を提出し、学校側がそれを受理したということです。
蒲島郁夫知事「(2人の)身分がなくなっても事実究明に協力いただきたい」
蒲島知事は18日の記者会見でこのように述べ、今後も問題の究明を続ける姿勢を示しました。