沖縄で鳥インフル疑い 正式確認なら県内初
沖縄県は15日、県内の養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザの疑い例が確認されたことを公表しました。正式に確認されれば、沖縄県内では初めてとなります。
沖縄県によりますと、沖縄本島北部の金武町にある養鶏場から15日、「鶏の死亡が増加した」と県に通報があり、県が死亡した11羽の鶏と、生きている2羽の鶏について、高病原性鳥インフルエンザの簡易検査を行ったところ、死んだ鶏のうち10羽、生きた鶏1羽で、陽性が確認されたということです。
16日朝にも結果が判明する遺伝子検査で、正式に感染が確認されれば、この養鶏場で飼育する鶏約4万5000羽が殺処分されるほか、養鶏場から半径10キロ以内では、鶏や卵の搬出が制限されます。
沖縄県は15日、知事を本部長とする対策本部を立ち上げ、情報共有や対応にあたっています。