宝塚歌劇団 来年予定の110周年記念行事、すべて中止に
宝塚歌劇団は、初舞台から110周年となる来年に予定していた記念行事を、すべて中止にすると明らかにしました。
宝塚歌劇団は、「宙組」に所属する女性が今年9月に死亡した問題で、いじめやパワハラは確認できなかったとしながらも、過密なスケジュールなどで強い心理的負荷がかかっていた可能性があるとして、体制の見直しなどを進めています。
これを受け、劇団は19日、来年に予定していた110周年の記念行事について、過密な公演スケジュールや稽古スケジュールを避けるため、すべて中止すると明らかにしました。
また、「宙組」の公演は、「安全に公演ができる体制が整わない」として、来年3月まで中止するということです。
劇団側は、女性が死亡した問題について、改めて事実関係の精査を進めるとしています。