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東京大空襲から80年 都内で「春季慰霊大法要」

2025年3月10日 12:53
東京大空襲から80年 都内で「春季慰霊大法要」

およそ10万人が犠牲になった東京大空襲から80年となる10日、都内で犠牲者を慰霊する法要が行われました。

東京・墨田区の東京都慰霊堂で午前10時から行われた「春季慰霊大法要」は、東京大空襲や関東大震災の犠牲者を慰霊するものです。

秋篠宮ご夫妻も参列され犠牲者を悼んだほか、小池都知事らも追悼の辞を送り、平和への祈りを捧げました。

遺族代表 内田和江さん(87)「戦争だけはもう絶対嫌ですね」

遺族代表 田中洋子さん(81)「戦争なんてなかったものだと思いながら日々の生活をしていらっしゃるが、やっぱりそれは感謝しながらの生活だと思うので、誰かが話しながら(受け継いで)いくべきだと私は思います」

1945年3月10日未明にアメリカ軍が行った東京大空襲では、下町の住宅地などを標的にした焼夷弾による無差別爆撃と、それに伴う大規模な火災で一般市民およそ10万人が犠牲となりました。

最終更新日:2025年3月10日 12:53