【中継】日航機・海保機衝突 2つの機体移動へ 海保機機長「後ろがいきなり燃えた」
羽田空港で日本航空と海上保安庁の航空機が衝突した事故で、海保機の機長が「機体の後ろがいきなり燃えた」などと話していたことがわかりました。中継です。
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画面の中央に見えるのが事故があった海上保安庁の航空機です。原形を保っていない状態です。そしてそこから左手に1キロほど離れた場所には日本航空の航空機が黒焦げの状態で横たわっています。
警視庁の捜査員による2日目の現場検証が続けられています。
この事故では、日航機の乗客・乗員379人は全員機外に脱出しましたが、海上保安庁の航空機に乗っていた乗組員5人が死亡しました。
捜査関係者への取材で海保機の機長は警視庁に対して「機体の後ろがいきなり燃えた」などと話していたことがわかりました。
機長はこれまで「管制官から滑走路の進入許可をうけた上で進入した」と話していますが関係者によりますとほかには「申し訳ない」という言葉を繰り返すばかりだということです。
また、滑走路を早く再開させるべく、4日、警視庁の現場検証が終わり次第、2つの機体を滑走路から格納庫などに移動させる予定です。
運輸安全委員会は3日、日航機からもフライトレコーダーを回収したほか、4日は日本航空の乗務員への聞き取りを行っていて事故に至った原因を調べることにしています。