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部屋の住人40代男 「死のうと思ってガス栓開けた」という趣旨の話 マンション爆発 埼玉・川口市

2024年7月19日 19:23
部屋の住人40代男 「死のうと思ってガス栓開けた」という趣旨の話 マンション爆発 埼玉・川口市

18日夜、埼玉県川口市のマンションの一室で大きな爆発があり、現場の部屋の住人で中国籍の40代の男が「死のうと思ってガス栓を開けた」という趣旨の話をしています。

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18日夜、埼玉県川口市で起きた爆発の瞬間をとらえた付近の防犯カメラの映像には、画面の右上が突然光り、煙があがっている様子が映っていました。

マンション3階の一室で起きた爆発。部屋のガラスやベランダの外壁が吹き飛ばされたほか、周囲にも広く破片が散乱しました。

現場の下の2階に住む住人が室内を撮った写真には、窓ガラスが大きく割れ、天井も落ち、木枠が折れている様子が写っています。

現場近くにいた人(埼玉・川口市 18日)
「どかーんって、耐えられないくらい大きな爆発」

下の階の住人(埼玉・川口市 18日)
「想像できないくらい、中級くらいの地震が一瞬きたような」

この爆発で、現場の部屋の住人で中国籍の40代の男が全身にやけどを負ったほか、マンションの住人や通行人など5人が軽いケガをしました。

なぜ爆発は起きたのでしょうか?

中国籍の男は病院に搬送される際、警察に対し、次のような趣旨の話をしていたことが、捜査関係者への取材で新たにわかりました。

「死のうと思ってガス栓を開けたが死にきれなかった。怖くなって途中でやめようとした。我に返り、窓を開けた後、たばこを吸ったら爆発した」

男は病院で暴れ警察官に暴行を加えたため、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されたということです。警察は男が自殺しようとした可能性もあるとみて調べています。