町全体で「唐辛子」推し“生産量日本一”栃木・大田原市 ラーメンにジェラートも…
真っ赤なスープが食欲をそそる唐辛子をたっぷり使ったラーメンに、唐辛子のジェラート。町全体で唐辛子を推しているのは栃木県大田原市です。町中では唐辛子ののぼりがはためいています。
市内で栽培されている唐辛子は「栃木三鷹(とちぎさんたか)」という品種です。特徴は強い辛みと香り、そして濃い味です。
2018年から、唐辛子の作付面積が全国でトップの栃木県。県内の有数の産地である大田原市は3年前、“唐辛子の生産量日本一”を宣言したのです。しかし、その翌年、大田原市にも新型コロナウイルスが影を落としました。観光客は半分ほどに減ってしまったといいます。
コロナ禍でも大田原市を全国にアピールするために現在、大手食品メーカーと初めてのコラボ商品を検討しているといいます。
大田原商工会議所・振興課 郡司龍介課長
「いろんなコラボ商品なんかを開発いたしまして、全国の皆さんに栃木三鷹を食べていただきたい」
努力が実を結んでもなお、その実が真っ赤に熟すまで、大田原市の取り組みは続きます。