×

警察官を名乗る男がキャッシュカードに切れ込み 現金100万円詐取 カードが使えなくなったと油断させる手口 名古屋・守山区

2024年7月19日 5:24

 18日、名古屋市守山区で警察官を名乗る男が80代女性宅を訪れ、キャッシュカードに切れ込みを入れて持ち去りました。その後、女性の口座から現金100万円が引き出され、だまし取られたことがわかりました。

 警察によりますと、18日午後0時ごろ、名古屋市守山区で、80代の女性が住む家に、警察官を名乗る男から「あなたのキャッシュカードが悪用されているかもしれないのでかえたほうがいい。刑事がそちらに行ってカードに傷を入れます。暗証番号を教えてください」などと電話がありました。

 午後3時ごろ、守山署の刑事課の警察官を名乗る30代ぐらいの男が訪ねてきて、女性がキャッシュカード4枚を手渡すと、ハサミをかりた男は、女性の目の前でカードに切れ込みを入れ、「新しいカードが届きますよ」と言って持ち去りました。

 その日のうちに、女性の口座から3回に渡って、現金計100万円が引き出されたということです。

 これはカードに切り込みを入れて使えなくなったと油断させる特殊詐欺の手口で、切り込みの箇所によっては、ATMから現金を引き出すことができるといいます。

 警察は「キャッシュカードの暗証番号は誰にも教えない。一人で判断せず、家族や警察に相談してください」などと注意を呼びかけています。

    中京テレビのニュース
    24時間ライブ配信中
    日テレNEWS24 24時間ライブ配信中
    logo

    24時間ライブ配信中