トランプ前大統領銃撃 警備当局が容疑者を1時間前に不審人物と認識…警戒も見失う
アメリカのトランプ前大統領が銃撃された事件で、警備当局が事件のおよそ1時間前に容疑者を不審人物と認識し、警戒を始めたにもかかわらず見失っていたことがわかりました。
アメリカメディアによりますと、トランプ氏の銃撃事件をめぐり警備当局は、射殺されたクルックス容疑者が大きな荷物を背負い、長距離射撃をするときに使用する距離計測器を持っていたことなどから、事件のおよそ1時間前に不審人物と認識したということです。
当局は、容疑者の写真を撮影して関係者の間で共有するなど警戒を始めたものの、見失ったとしています。
その後、シークレットサービスは、トランプ氏が登壇するおよそ10分前に、建物の屋根にいる容疑者を発見したということですが、銃撃を未然に防ぐことはできませんでした。
こうした中、CNNは18日、トランプ氏がシークレットサービスのトップから直接、事件についての説明を受けたと伝えています。