警備当局、発砲20分前に容疑者を発見 トランプ氏銃撃事件 米メディア
トランプ前大統領が銃撃された事件でアメリカメディアは警備当局が発砲の20分前に屋上の容疑者を発見していたと報じました。警備の問題についての批判が高まっています。
トランプ氏の銃撃事件をめぐってABCは、シークレットサービスが、建物の屋上でクルックス容疑者を発見してから発砲するまで20分が経過していたと報じました。
国土安全保障省の監察官室は、17日までにシークレットサービスの警備態勢について調査を開始したことを明らかにしました。
またFBI=連邦捜査局の関係者は連邦議会議員との非公開の会議で、クルックス容疑者が携帯電話でトランプ氏のスケジュールや民主党の全国大会の日程を検索していたと明らかにしました。
トランプ氏やバイデン大統領などの画像を検索した履歴もあったということですが、犯行につながる政治的な思想を示す情報は見つかっていないということです。