トランプ氏銃撃事件受け、シークレットサービスの警備態勢の調査を開始 米国土安全保障省
アメリカのトランプ前大統領が銃撃された事件を受け、アメリカの国土安全保障省は、シークレットサービスの警備態勢について調査を開始したことを明らかにしました。
トランプ氏の銃撃事件を受け、アメリカの国土安全保障省の監察官室は、17日までに事件当日のシークレットサービスの警備態勢について調査を開始したことを明らかにしました。
事件をめぐって警備態勢への批判が集まる中、シークレットサービスのチートル長官は22日に開かれる連邦議会下院の公聴会で証言する予定です。
一方、議会下院のジョンソン議長は17日、「暗殺未遂事件と警備上の失敗を調査するため超党派の特別タスクフォースを下院に設置する」と発表しました。また、ジョンソン氏は、シークレットサービスのチートル長官の辞任を求めています。
こうした中、ワシントン・ポストは17日、集会前に地元警察がシークレットサービスに対し、容疑者が犯行におよんだ建物の「安全を確保するための人手が足りていない」と警告していたと報じました。