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現役判事が国に対し「異例」の提訴 約240万円の損害賠償求める 名古屋地裁

2024年7月3日 6:16
現役判事が国に対し「異例」の提訴 約240万円の損害賠償求める 名古屋地裁

大都市から地方への転勤で、裁判官の報酬が減らされるのは憲法違反だとして、三重県・津地裁の現役の判事が、国を相手取り損害賠償を求める「異例の」訴えを起こしました。

訴状などによりますと、津地裁の裁判官 竹内浩史判事は、大阪高裁、名古屋高裁を経て、3年前に津地裁に赴任しましたが、地域手当に差があったことなどから、報酬が減額になったということです。

これを受け、竹内判事は、地方への転勤で裁判官の報酬が減るのは憲法違反であるとして、国を相手取り、津地裁に赴任してからの3年間で減額された報酬分に相当する約240万を支払うよう、2日、名古屋地裁に訴えを起こしました。

現役の裁判官が、国に損害賠償を求めて提訴するのは異例です。

    中京テレビのニュース