2023年度の年末年始から開始された、繁忙期における新幹線「のぞみ」号の全席指定席での運行。JR東海とJR西日本は8日、2025年度の繁忙期も「のぞみ」号を全席指定席で運行するとして、年間スケジュールを発表しました。実施期間は以下の通りです。

【実施期間】
▼ゴールデンウィーク：2025年4月25日（金）～2025年5月6日（火）
▼お盆：2025年8月8日（金）～2025年8月17日（日）
▼年末年始：2025年12月26日（金）～2026年1月4日（日）

対象となるのは、東京～博多間を運転する全ての「のぞみ」号。「ひかり」「こだま」「みずほ」「さくら」には通常通り自由席が設定されます。

上記期間中は、自由席特急券や新幹線定期券「FREX・FREXパル」など、自由席に限り乗車できるきっぷでは、「のぞみ」号で座ることはできなくなります。

JR東海の担当者によると、全席指定席にしたことでホームの安全性が向上してスムーズな乗降につながったことや、利用者から指定席で移動したいというニーズが増えていることから、今年度も継続して実施することになったということです。

「エクスプレス予約」や「スマートEX」などの予約サービスを利用すれば、最大1年前から指定席の予約が可能であることから、早めの予約を呼びかけています。