金品授受から「決別宣言」 校長ら集まり誓う 疑惑や不信を招く行為を慎むよう改めて通知 名古屋市教委・金品授受問題
名古屋市教育委員会が、教育団体から金品を受け取っていた問題で、教育委員会は推薦名簿や金品の受け渡しからの「決別宣言」をしました。
名古屋市教育委員会 坪田知広教育長:
「ここにお集まりの皆さん一人一人が今ここで決別宣言をしていただきたい。心の中でも結構です。決別を、お誓いを立てていただきたい」
市内の小中学校・高校の校長ら約400人を前に、坪田知広教育長は、推薦名簿や金品の受け渡しなどからの決別を宣言しました。
教育委員会は、人事を決める際、教員団体から推薦名簿とともに金品を受け取っていたことが今年2月に明らかになっています。
調査検証チームは人事への影響はなかったとした一方で、こうした慣習を言語道断として、人事の公正さに対する無責任さを指摘しました。
教育委員会は、猛省が求められているとして、市民の疑惑や不信を招くような行為を慎むよう改めて通知しました。