セクハラ問題で辞職し、その後、入札の秘密事項を漏らしたとして逮捕された、岐阜県池田町の前町長について、業者から現金100万円を受け取っていたとして、再逮捕されました。

収賄の疑いで再逮捕されたのは、池田町の前町長岡崎和夫容疑者（76）です。

岡崎容疑者はおととし2月、池田町発注の工事で便宜を図る見返りに、大垣市にある電気工事業者の男性役員から現金100万円を受け取った疑いがもたれています。

岡崎容疑者は6月、町が発注した保育園のエアコン工事の入札をめぐり、この業者に参加する他の業者名を漏らしたとして、逮捕されていました。

捜査関係者によりますと、岡崎容疑者は容疑を認めているということです。

警察は岡崎容疑者が現金を受け取って以降、大垣市の業者が入札した他の工事でも何らかの便宜を図っていたとみて、調べを進めています。

岡崎容疑者は今年4月、セクハラ問題を理由に辞職しています。