岐阜・関市「ご当地映画」 トラブルの中、兵庫で映画公開初日を迎える 市が補助金の全額返還求める
岐阜県関市のご当地映画をめぐるトラブルの中、映画は公開初日を迎えました。
関市は、おととし、観光PRを目的に市を舞台にした映画の企画を募集し、兵庫県豊岡市にある企画会社「IROHA STANDARD」の提案を採用して、これまでに補助金2000万円を交付しました。
27日、市は3月末までに4週間以上の上映が見込めないなど、補助金交付の条件を満たしていないことから企画会社に来月15日までに全額の返還を求める通知を出しています。
映画は岐阜県内での公開のめどは立っていませんが、28日、兵庫県で初めて公開されました。
映画を見た人:
「口と映画の音声がずれているところがあったので、映画としてどうなのかなあと」
「岐阜というか関市を感じることはなかったですね」
監督とプロデューサーを務める男性はこれまでの中京テレビの取材に対し、「突然『3月までに上映しろ』と関市に言われ困っている」などとコメント。会社の代理人弁護士によりますと、主張をまとめて、近く記者会見を開くということです。