愛知県は、自転車乗車用ヘルメットの着用促進のため、2021年から購入補助制度を実施していますが、2024年度も引き続き実施すると発表しました。

補助の対象となるのは、県内に住所があり、2025年3月31日時点の年齢が7歳以上18歳以下の児童生徒と65歳以上の高齢者。いずれも自転車事故による負傷者や死者の割合が高い年齢層です。

補助金額はヘルメット購入費の2分の1で、上限は1個あたり2000円。また、県が指定する安全基準を満たした新品のヘルメットであることが条件となっています。（補助金額や条件は市町村によって異なる場合があります）

2023年に県内で発生した自転車事故の死者のうち約8割がヘルメット非着用であったことや、道路交通法の改正により自転車乗車時のヘルメット着用が全年齢で努力義務になったことから、県は「補助制度を活用してヘルメットを購入し、命を守るために着用してほしい」と呼びかけています。