「糖尿病治療薬」をSNS上で無許可で販売か 20代女性2人を書類送検 「糖尿病治療薬」…ダイエット目的で“適応外使用”する女性増加 愛知県警
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去年秋ごろ、ダイエット目的でも使用されている糖尿病治療薬を、SNSで無許可販売したとして、20代の女性2人が書類送検されました。
薬機法違反の疑いで書類送検されたのは、群馬県と大阪府に住むいずれも20代の女性2人です。
警察によりますと、2人は去年秋ごろ、糖尿病治療薬「GLP-1受容体作動薬」をSNS上で無許可で販売した疑いがもたれています。
2人は、それぞれ薬の処方を受けたものの、副作用の影響などで体調を崩し、不要になった分を転売したとみられていて、いずれも容疑を認めているということです。
糖尿病治療薬「GLP-1受容体作動薬」をめぐっては、本来、糖尿病患者などに対し血糖値を下げる目的などで使用される薬にもかかわらず、ダイエット目的で適応外使用する女性が増え、下痢や嘔吐などの体調不良を訴える声が相次いでいました。
厚労省などは「ダイエット目的などの適用外使用については思わぬ健康被害につながる可能性もある」などとして注意を呼びかけています。