能登半島地震の被災地に派遣されていた三重県の消防職員が、大規模火災現場での捜索活動などについて知事に報告しました。

三重県では元日の地震で大きな被害を受けた輪島市に今月10日から19日まで、のべ155隊520人の消防職員を緊急消防援助隊として派遣しました。

隊員は輪島市の大規模火災現場の捜索活動などを担ったということですが、四日市市消防本部の加田智さんは消火活動に当たった消防職員から聞いた話として、断水や地面の隆起などが延焼に影響したと報告しました。

三重県は今後も石川県から出動の依頼があれば援助隊を派遣するとしています。