月間約1000万人が利用する地域情報サイトを運営する株式会社ジモティーが、名古屋市と連携し、10月25日から名古屋市西区に「ジモティースポット名古屋」を開設します。

同社は不要品を地域のコミュニティ内で譲り合うことができる「ジモティー」という掲示板サイトを運営していましたが、ネットが苦手な人でも気軽にリユースに参加できるようにと自治体と連携して実店舗「ジモティースポット」の開設を始めました。これまでに東京都世田谷区、八王子市、日野市、神奈川県川崎市の4自治体でジモティースポットを運営していて、2023年の1年間で累計11万点をリユース。ごみ減量効果は約490トンと試算されているということです。

今回開設する「ジモティースポット名古屋」は、官民連携型のリユース拠点では初の地方展開となります。

持ち込みの対象となるのは、リユースできる状態の家具・家電・子供用品・レジャー用品・衣類・食器・本など。予約不要で何点でも持ち込むことができ、無料で引き取ってもらえます。リサイクル家電4品目や自転車、3辺の長さの合計が180cm以上の家具などは対象外。リユース品を譲り受けたい人は、持ち込まれたモノの情報をジモティーで検索し、ジモティースポットで引き取ることができます。

担当者は「持ち込み・引き取りともに営業時間内であればいつでもお越しいただくことが可能です。気軽な気持ちでリユースに参加していただければ」と話し、今後も自治体と組んで地域内のリユースを促進していきたいとしています。