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赤ちゃん2人遺棄 母親の初公判で弁護側「免訴」主張

2024年9月6日 6:12
赤ちゃん2人遺棄 母親の初公判で弁護側「免訴」主張

今年5月名古屋市中区のマンションで、2人の赤ちゃんの遺体を遺棄したとされる女の初公判が開かれ、弁護側は時効が成立しているとして裁判の打ち切りを求めました。

起訴状などによりますと入村恵(いりむら・めぐみ)被告(38)は、2013年ごろから今年5月までの間、中区のマンションの一室などに出産した2人の赤ちゃんの遺体をタオルで巻き、ビニール袋に入れるなどして、遺棄した罪に問われています。

5日名古屋地裁で開かれた初公判で、入村被告は起訴内容を認めました。

続く冒頭陳述で検察側は「浴室で出産したあと、死亡していることに気付いたが発覚すれば捕まるなどと考え段ボールに入れた」などと指摘しました。

一方で弁護側は、時効の成立を理由に有罪か無罪かの判断をせずに裁判を打ち切る「免訴」を求めました。

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