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藤田医大病院「漢方外来」を新設 西洋医学と漢方医学の併用で新たな治療の選択肢を提案

2024年4月3日 18:41

愛知県豊明市の藤田医科大学病院は3日、漢方医学を主体とした「漢方外来」を新たに開設しました。

同院によると、治療を主体とする西洋医学と症状緩和を柱とする漢方医学を併用することで、抗がん剤の副作用や更年期障害、アレルギー症状などの緩和や治療効果の向上を図るということです。外来を担当するのは、4名の漢方専門医と3名の医員。保険適用となっている148種すべての漢方薬を処方可能です。

また、副作用が心配な人には遺伝子検査を実施し、副作用リスクが低く効果が期待できる、個々の体質に合わせた薬の組み合わせを探索する取り組みも行われる予定です。

受診するには地域のかかりつけ医からの予約が必要で、患者からの直接予約は受け付けていないということです。

「漢方外来」の新設について同院は、「伝統的な漢方医学と最先端をゆく大学病院の西洋医学を組み合わせ、患者さん個々の体質に合わせた全人的な治療の実現を目指す」としています。

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