「萬古焼」の原材料「ペタライト」不足 生産者らが三重・一見知事に要望書
三重県四日市市周辺で生産されている「萬古焼」の原材料の輸入が難しくなっている問題で生産者らが18日、一見知事に対策を要望しました。
18日、一見知事に要望書を提出したのは萬古焼の生産者らで作る「萬古陶磁器工業協同組合」です。
組合によりますと、萬古焼の原材料となる鉱物の「ペタライト」が採掘されるアフリカ・ジンバブエの鉱山を去年、中国の企業が買収した影響で従来のルートからの輸入が停止したということです。
組合側はジンバブエからの輸入の継続や、他の産出国からの輸入ルートの確保を国に働きかけることなどを一見知事に要望しました。
一見知事はできるだけ早いタイミングで国に働きかけるとしています。