名古屋税関は24日、2023年12月および2023年分の管内貿易概況（速報）を発表しました。

2023年12月の貿易概況は、輸出額が2兆2846億円となり23ヵ月連続の増加、前年同月比もプラス16.8％となりました。「自動車」「自動車の部分品」「石油及び同製品」などの増加が要因としています。輸入額は「石炭」「液化天然ガス」などが減少したことから1兆1797億円となり2ヵ月ぶりの減少、前年同月比マイナス4.5％となりました。輸出と輸入の差引額は１兆1049億円で9ヵ月連続の増加、前年同月比プラス53.4％となっています。

2023年分の貿易概況については、輸出額が「自動車」などの増加で23兆9559億円となり3年連続の増加、前年比プラス10.6％となりました。輸入額は「液化天然ガス」「石炭」「原粗油」などが減少したため13兆8263億円となり3年ぶりの減少、前年比マイナス1.7％。差引額は10兆1297億円で2年ぶりの増加、前年比プラス33.4％となっています。