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発がん性化学物質「PFAS」検出問題 活性炭を設置する工事が完了 暫定目標値下回る 岐阜・各務原市

2023年10月23日 18:37
発がん性化学物質「PFAS」検出問題 活性炭を設置する工事が完了 暫定目標値下回る 岐阜・各務原市

岐阜県各務原市の水道水の水源で発がん性が指摘される化学物質「PFAS」が検出された問題で、市は23日、活性炭を使った浄化システム完了後、国の暫定目標値を下回ったと発表しました。

この問題は各務原市内の水道水の約半分をまかなう水源で、有機フッ素化合物「PFAS」が国の暫定目標値を超えて検出されていたものです。

浅野健司市長は23日の記者会見で、水の浄化のため水源地の4つに分かれている水槽に活性炭を設置する工事が完了し、濃度を検査したところ工事前の1リットル当たり80ナノグラムが9ナノグラムになり、暫定目標値の50ナノグラムを下回ったと明らかにしました。

市は今後除去効果の持続性を検証していくということです。

市はさらに恒久対策として第2期工事を予定し、浅野市長は2~3年後に完成する見通しを示しました。

最終更新日:2023年10月23日 18:37
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