カミツキガメ捕獲作戦 今年度初めて回収したワナに“3匹” 千葉・佐倉市
17日、千葉・佐倉市の水路で特定外来生物「カミツキガメ」の捕獲作戦が行われました。
千葉県職員
「あっ、いましたね、カミツキガメ」
その名の通り、大きな口で、かまれると大けがをする可能性もあります。
記者
「今、かむような動きを見せました」
千葉県は2007年からワナを仕掛け、カミツキガメを捕獲しています。今年度初めてワナの回収をした17日は、あわせて3匹を捕獲しました。
もともとは主に北米に生息していましたが、ペットとして輸入されたものが野生化しました。千葉県では、1990年代後半から目撃数が増えたといいます。
千葉県環境生活部・自然保護課・生物多様性センター 小野知樹室長
「あくまでも推定だが、個体数、減少することができています」
千葉県が推定する県内での生息数は、2015年のピーク時には8800匹ほどに達していたといいます。ただ、近年は作戦の成果もあり、2019年には6500匹ほどまで減ってきたといいます。
千葉県環境生活部・自然保護課・生物多様性センター 小野知樹室長
「手を抜かず、少しでも多くカメを捕獲していきたい」