ジャニーズ性加害問題受け 政府、関係府省庁の合同会議を開催
ジャニーズ事務所のジャニー喜多川前社長の性加害問題などに関連し、政府は、こどもや若者の性被害を防ぐ対策を強化するため、関係府省庁による会議を行いました。
小倉こども政策担当相「性別を問わず、またどのような状況に置かれたこども・若者であっても、性犯罪・性暴力の被害は根絶していかなければなりません」
13日の会議には、性犯罪対策を担う内閣府の男女共同参画局やこども政策の司令塔となる、こども家庭庁など複数の府省庁が参加しました。
議長を務める小倉こども政策担当相は、声をあげにくい当事者の心情にいかに寄り添うかが課題だとした上で、被害者や保護者がためらうことなく被害を訴え、相談し、心理的なサポートを含む適切な支援を受けられるようにしていくことが必要と述べました。
政府は今後、有識者や支援者へのヒアリングなどを行い、来月中旬ごろをめどに強化策を取りまとめる方針です。