【震度5強】千葉県は土砂災害警戒情報発表基準を通常より引き下げて運用
11日朝、千葉県木更津市で震度5強の揺れを観測する強い地震がありましたが、揺れの大きかった地域では地盤が弱くなっている可能性があります。今後の雨などによって土砂災害の危険性が通常より高まっているとして、気象庁と千葉県は土砂災害警戒情報の発表基準を通常より引き下げて運用することにしました。
気象庁によりますと、11日午前4時16分ごろ、千葉県南部を震源とする地震では、千葉県木更津市で震度5強、君津市で震度5弱の揺れを観測しました。
揺れが大きかった地域では地盤が弱くなっている可能性が高く、今後の雨によって土砂災害の危険性が通常より高まっていると考えられるということです。
こうしたことから気象庁と千葉県は、当分の間、土砂災害警戒情報の発表基準を通常の基準より引き下げて運用していくということです。震度5強を観測した木更津市では、通常の基準に対して8割で運用します。
気象庁によりますと、千葉県では11日から12日にかけて、高気圧に覆われておおむね晴れる見込みです。ただ、13日の土曜日以降は雨の予想となっているため、最新の気象情報を確認してほしいということです。