羽田空港で日本航空と海上保安庁の航空機同士が衝突した事故から来月で1年を迎えるのを前に23日、亡くなった海保機の乗組員5人の追悼式が行われました。

今年1月2日、羽田空港で起きた衝突事故では、能登半島地震の救援物資を運ぼうとしていた海上保安庁の航空機の乗組員5人が死亡しました。

事故から来月2日で1年となるのを前に、5人が所属していた羽田航空基地では23日、追悼式が行われ、同僚などおよそ70人が参列し、黙とうをささげました。

第3管区海上保安本部・宮本伸二本部長「君たちの尊い犠牲を無駄にすることなく、世界一安全な現場を実現することを約束する」

遺族は代理人を通じ、「この1年は私たち家族にとって、とても長い、つらい1年となった。家族の大切な命が失われたことを決して無駄にせず、必ずこれからの将来に生かしていただきたい」とコメントしています。