東京都知事選挙は7日、投開票です。選挙戦最終日の6日、有権者への“最後の訴え”が続いています。

小池百合子氏（東京・銀座　午後2時前）
「2期8年の1期目、行財政改革を進めました」「2期目のポイント、それは子供たち、チルドレンファーストの政策を進めること」

猛暑にもかかわらず多くの人が集まった演説で、現職・小池百合子氏が強調したのは、これまでの実績。平日は公務中心とする中、選挙戦最終日は銀座で演説を行いました。

小池氏
「東京は世界で1番の都市、だからこそ、わたくし東京都知事2期8年務めました。 私、小池百合子に都民の皆さんから金メダル、1番を頂戴したい。お願いできますでしょうか」

一方、小池氏を追いかける蓮舫氏は…。

蓮舫氏（東京・国分寺　正午すぎ）
「政官業の癒着のない正直な政治を、みなさんのお金の正しい使い方ができる政治を、この8年間やってこなかった政治を」「私はこれから4年間、今のリーダーから反面教師で学びました。どうか勝たせていただきたいと思います」

8年間の小池都政について痛烈に批判。そのうえで、「多様性」を認める都政にしたいと訴えました。

蓮舫氏
「結婚するという選択、一人で生きるという選択。私はそのどれもが尊重されて、そのどれもがあなたの生き方として正しい、本当の意味でのダイバーシティの東京を作っていきたいと考えています」

石丸伸二氏（東京・新宿駅前　午後1時すぎ）
「みなさん急速に盛り上がってください、いくぞ！」

聴衆と双方向でやりとりする演説で盛り上がりをみせたのは、広島県安芸高田市の前市長・石丸伸二氏。

石丸氏
「この街は、まだまだ伸びるし、もっともっと豊かにできると考えます。経済人として経済を知る専門家として、初の東京都知事となり、この街をどんどん成長させていきます！」

――蓮舫さん、小池さんに勝てそうですか？

石丸氏
「もちろんです！これだけ都民が熱狂してる、これで勝てなきゃおかしいです」

田母神俊雄氏（東京・池袋駅前　午前11時すぎ）
「主要4候補と言われるなかで、一番出遅れていると言われていますけども、実行力は私が一番ある」「子が1人生まれたら、100万円現金供与します。2人目が生まれたら2倍の200万（円）です」「日本最大の問題、少子化をなおすためには、東京都はこれくらいの金を使わないといけないと思う」

元航空幕僚長の田母神俊雄氏は小池氏を「実行力がない」などと批判。自分が一番実行力があるとアピールしました。

田母神氏
「最後のダッシュですよ！」


このほか、都知事選にはご覧の方々が立候補しています。

また、5日までに期日前投票を済ませた人は、前回4年前の同じ期間と比べ1.2倍にのぼっています。都知事選は7日、投開票をむかえます。