夏休み目前!不審者から身を守る“駆け込み訓練”で小学生が学ぶ~埼玉県警
夏休みが始まるのを前に埼玉県の小学生が不審者と遭遇した際に近くの店などに駆け込む訓練を行いました。
訓練を受けたのは埼玉県加須市の小学5年生の児童およそ70人で不審者から「道がわからない、時間がないから一緒にきて」と声をかけられたといった場面を想定し埼玉県警の警察官から対処法を学びました。
そして児童らは実際に腕をつかまれたりしないよう不審者と距離をとりつつ、その場から逃げ近くのコンビニなどの店舗に駆け込み、店員に相談する流れを確認していました。
また訓練には地元のコンビニ店員らも参加し、駆け込んできた児童から不審者の服装や身長などの特徴を聞き取り110番通報する手順も学びました。
この学校では20日(土)から夏休みが始まりますが、訓練を受けた児童は「不審者に会ったら逃げることが大切なんだと勉強になった」「夏休みに外出してもし不審者に会ったら訓練を思い出して対応していきたい」などと話していました。
埼玉県警は「夏休みは外出機会が増える。子供たちには自分のことは自分で守る、危ないと思ったら大人の助けを呼ぶ、ということを繰り返し学んでもらい、安全な夏休みを過ごしてもらいたい」としています。