彬子さま、来月ブータン訪問へ 王族から招待
三笠宮家の彬子さまが来月、王族からの招待でブータンを訪問されることが発表されました。
宮内庁によりますと、彬子さまはワンチュク国王のいとこにあたるケサン・チョデン王女からの招待を受け、来月5日から12日までの日程で、タイを経由してブータンを非公式に訪問されます。
ケサン・チョデン王女は仏教美術や伝統文化の保存・修復の活動に尽力していて、日本美術に関する研究を行う彬子さまとは去年4月に来日した際に京都で会い、両国の伝統文化について意見交換する機会があったということです。
彬子さまがブータンの仏教美術に強い関心を示されたこともあり、王女からブータン訪問の招待があったということです。
彬子さまは、パロやプナカ、首都ティンプーに滞在して、寺院や研究所、国立博物館などを視察され、10日にはワンチュク国王への表敬訪問も予定されています。
その後、ケサン・チョデン王女が事務局長を務めるタンカ保存・修復センターを視察し、帰国される予定です。
彬子さまがブータンを訪問されるのは、初めてです。