沖縄の基地負担軽減、米兵ら性暴力事件への抗議集会を開催 玉城知事も参加
沖縄で基地負担の軽減を求め、相次ぐアメリカ軍兵士らによる性暴力事件に抗議する集会が開かれ、玉城知事も参加しました。
宜野湾市で10日に開かれた集会は、玉城県政を支える「オール沖縄会議」などが呼びかけたもので、主催者発表で2000人以上が参加しました。
参加者はアメリカ軍普天間基地の閉鎖・撤去や、輸送機オスプレイの飛行停止を訴えたほか、相次ぐアメリカ軍関係者による性暴力事件にも抗議の声を上げました。集会には沖縄県の玉城知事も駆けつけました。
沖縄県・玉城デニー知事「私たち沖縄県が、沖縄県民が政府に向かって声を上げていることは、間違いなく正当な方法です。我々は決して諦めないということを強く主張していきましょう」
玉城知事は来月、訪米し、政府関係者や連邦議会議員らと面談し、アメリカ軍関係者らによる事件や事故の根絶に向けた取り組みを強めるよう要請する予定です。