金正恩総書記、大規模水害の被災地を訪問
北朝鮮の金正恩総書記は先月発生した大規模な水害の被災地を訪れ、「新しい住宅を建設して現代的な住宅地区を造らなければならない」などと復旧に全力を挙げる姿勢を強調しました。
北朝鮮メディアによりますと、金総書記は8日から9日にかけて、中国との国境付近で発生した大規模な水害の被災地を訪問しました。
金総書記は自らの専用列車とみられる場所から被災者に対して演説し、被災地が復旧するまでの間、首都・平壌で子供が教育を受けられるようにするほか、高齢者や病人らを保護すると説明しました。
さらに、「新しい住宅を建設して完璧で理想的な『農村文化都市』を造らなければならない」と強調し、復旧に全力を挙げる姿勢を示しました。
金総書記は被災者が暮らす仮設テントも訪れたほか、用意された支援物資を配る様子も伝えられています。