静岡・川勝知事が辞職の意向「6月の県議会終了後」不適切発言で会見
静岡県の川勝知事は、自身の不適切発言を受け囲み取材に応じ、その中で、6月の県議会終了後、知事を辞職する意向を示しました。
川勝知事は1日、県庁の新規採用職員に対し行った訓示の中で、特定の職業と県庁職員を比較するような発言をしました。
川勝知事は「県庁はシンクタンク。毎日毎日、野菜を売ったり牛の世話をしたりモノを作ったりとかと違って、基本的に頭脳・知性が高い方たち。それを磨く必要がある」とほかの職業を差別するかのような発言をしていました。
2日午後6時からの会見で、川勝知事は、職業差別の意図はなく、誤解であると釈明しましたが、「それでも誤解を与えた人がいるなら申し訳ないと思っている」「どうしたらいいのか考えた」結果として、6月議会終了をもって辞職する意向を示しました。