筧千佐子死刑囚が死亡 ぜんそくなど持病も死因は“今後調べる”…大阪拘置所
男性4人に青酸化合物を飲ませて3人を殺害した罪などで死刑が確定した筧千佐子死刑囚が死亡しました。
筧千佐子死刑囚は、夫や交際していた高齢男性4人に猛毒の青酸化合物を飲ませて、3人を殺害した罪などに問われ、一審・二審で死刑を言い渡され、2021年、死刑が確定していました。
筧死刑囚は、大阪拘置所に収容されていましたが、26日午前7時半の起床時間に呼びかけに応じず、午前10時に搬送先の病院で死亡が確認されました。
拘置所によりますと、直前の午前6時半ごろの見回りの際には異常はなかったということです。筧死刑囚は、ぜんそくや高血圧などの持病があり、薬による治療を受けていたということですが、詳しい死因はわかっておらず、拘置所は今後、調べるとしています。
大阪拘置所は、「今後も被収容者の動静把握を徹底し、異常の早期発見に努める」とコメントしています。