愛知・豊川市で「出張輪島朝市」 奥能登豪雨で亡くなった喜三翼音さんの祖父も出店
能登半島地震の発生から1年となるのを前に、「出張輪島朝市」が愛知県豊川市で開かれ、奥能登豪雨で亡くなった中学生の祖父も出店しました。
復興支援のため開かれた「出張輪島朝市」。豊川市での開催は今年5月に次ぐ2度目で、伝統の輪島塗やノドグロの干物などおよそ10店舗が出店しました。
会場には、奥能登豪雨で孫の翼音さんを亡くした喜三誠志さんの姿も。
翼音さんと一緒に考えたというフクロウのイラストをあしらった漆器を販売しました。
喜三誠志さん
「孫が命を奪われましたが、その思いをこのフクロウにかけて、災害の恐ろしさとか思い出していただいて、被害に遭わないようにという思いで今は作っています」
「出張輪島朝市」は29日も開かれます。
最終更新日:2024年12月28日 18:38