古川飛行士、ISSから会見 「もっと滞在して仕事を続けたいくらい」
地球への帰還を前に古川聡宇宙飛行士がISS=国際宇宙ステーションから会見を行い、今回の滞在を振り返りました。
古川聡飛行士
「すっかり宇宙で生活し、仕事することに適応しているので、もし許されるのであれば、もっと滞在して仕事を続けたいくらいです」
古川さんは、去年8月にISSに到着し、自身2度目となる宇宙飛行に臨んでいます。
これまで、およそ半年間の宇宙滞在では「きぼう」日本実験棟などで将来の月や火星探査に向けた水の再生利用に関する実証実験や新薬の開発促進のための実験などを行ってきたということです。
古川さんは今後、次のクルーがISSに到着するのを待ち、引き継ぎを行ってから地球に帰還する予定で、「ラストスパートでしっかり仕事をしたい」と話しました。