古川聡宇宙飛行士「素晴らしい国際クルーの中で確実に仕事を」ISS歓迎セレモニーに
日本の古川聡宇宙飛行士を乗せた民間宇宙船がISS(=国際宇宙ステーション)とのドッキングに成功し、歓迎セレモニーに臨みました。
古川さんら宇宙飛行士4人が乗った「スペースX」の宇宙船「クルードラゴン」は打ち上げから約30時間飛行し、日本時間27日午後10時すぎ、オーストラリア付近の上空でISSとのドッキングに成功しました。
ハッチが開くと古川さんは、リラックスした笑顔で、すでにISSに滞在している宇宙飛行士と抱き合いISSに移り、セレモニーに臨みました。
古川さん「日本のみなさん、仕事場である国際宇宙ステーションに着きました。この素晴らしい国際クルーの中で、確実に仕事をしていきたいと思います」
古川さんらはこのあと約半年間、ISSに滞在し、月探査に向けた水の再利用に関する実験などを行う予定です。
古川さんを乗せた宇宙船は日本時間26日夕方、アメリカ・フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられました。