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杜仲の葉の収穫が高浜町で最盛期 低温2度焙煎で飲みやすく

2024年9月4日 15:50
杜仲の葉の収穫が高浜町で最盛期 低温2度焙煎で飲みやすく
園児が杜仲の葉の収穫を体験(4日高浜町青郷保育所)

高浜町で杜仲の葉の収穫が最盛期を迎えていて、低温で2度焙煎し、飲みやすい杜仲茶として道の駅などで販売されます。

高浜町中山の青葉山の麓では、町内の住宅建築会社がおよそ9000本の杜仲の木を育てていて、葉の収穫に追われています。

4日も作業員が伸びた枝を切り取り、青々と茂った葉を摘み取っていました。


今年は梅雨の長雨の後晴天が続いたことから、葉は大きく厚みもあって出来は上々だということです。

また近くの青郷保育所に切り落とした枝が持ち込まれ、年長の園児たちが手のひらより大きな葉を一枚ずつ摘み取ったほか、杜仲茶を実際に味わいました。

園児
「おいしかった 甘いお茶だった」
「葉っぱをちぎるところが楽しかった(飲むと)骨と体が強くなるというのが勉強になった」

会社によりますと、杜仲の葉の収穫は10月初旬まで続き、去年より1トン多い5トンほどの収穫を見込んでいます。

摘み取った葉は、天日干しした後、低温で2度焙煎することでくせがなく飲みやすい杜仲茶になるということで、高浜町内の道の駅や食品スーパーなどで販売されます。

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