福井市の園児が復興のシンボル「慈母観音像」の前で静かに手を合わせる
園児が復興慈母観音にお参り(28日福井市)
福井地震から76年。福井市の玉ノ江こども園では、園児たちが復興のシンボルとなっている慈母観音像の前で静かに手を合わせました。
「復興慈母観音」は福井空襲や福井地震の犠牲者を慰霊するために建てられたもので市内33か所に分身が安置されています。
60人の園児は、花堂観音を参拝した後、園に戻って当時の写真を見て被害の大きさを感じながら、災害の際に注意することをみんなで確認していました。
園児
「地震の話が怖かった」
「地震が起きたら頭を守る」
復興慈母観音のお参りを通じて、令和の子どもたちが震災の記憶を未来へとつないでいきます。