県内は7日夜から8日にかけ大雪になる見込み 交通障害に注意・警戒を
県内は強い冬型の気圧配置で、7日の夜から8日にかけて大雪となるところがある見込みで、気象台では交通障害に注意・警戒するよう呼びかけています。
午後6時現在の各地の積雪量は大野市の九頭竜で212センチ、大野で121センチ、南越前町今庄で81センチなどとなっています。
北陸自動車道下り線では、杉津トンネル内でスリップして横転した軽ワゴン車に大型トラックが追突する事故があり、軽ワゴン車を運転していた52歳の男性が死亡しました。
また鯖江市の70代女性と永平寺町の80代男性が、いずれも除雪中に転び、軽いけがをしたということで、この大雪でけがをしたのは少なくとも6人となりました。
交通にも乱れが出ています。福井鉄道福武線は、福井市内の軌道区間の除雪作業のため一部の列車で運転を見合わせています。
JR越美北線は大雪のため終日運休となっています。
またハピラインふくいは、除雪作業のため6日は武生・敦賀間の運転を取りやめました。
7日夕方までに降る雪の量は、多いところで嶺北の平地で15センチ、山地で30センチ、奥越で40センチと予想されています。
7日の夜から再び寒気が強まり、8日にかけて山地を中心に大雪となるおそれがあり、気象台では交通障害に注意・警戒するよう呼びかけています。