県内は冬型の気圧配置が強まり、嶺北では4日朝から6日ごろにかけて大雪となる見込みで、気象台では大雪による交通障害に注意･警戒を呼びかけています。

気象庁によりますと、4日から7日ごろにかけて、日本付近は強い冬型の気圧配置となり、北陸地方の上空約5000メートルには、氷点下36度以下のこの冬一番の強い寒気が流れ込む見込みです。

このため、福井県では海上を中心に強い風が吹き、5日から6日ごろにかけて警報級の高波となる見込みです。また、嶺北では4日朝から6日ごろにかけて平地も含めて大雪となる見込みです。予想より寒気が強まったり、同じ地域で雪が降り続いたりした場合には、警報級の大雪となる可能性があります。

4日に予想される波の高さは嶺北･嶺南ともに5メートル。5日に予想される波の高さは嶺北･嶺南ともに6メートルとなっています。また、4日午前6時から5日午前6時までに降る雪の量は、多い所で嶺北北部の平地で30センチ、嶺北北部の山地で40センチ、嶺北南部の平地で30センチ、嶺北南部の山地で40センチ、奥越で70センチ、嶺南東部の平地で10センチ、嶺南東部の山地で20センチ、嶺南西部の平地で5センチ、嶺南西部の山地で7センチと予想されています。

その後、5日午前6時から6日午前6時までに降る雪の量は、多い所で嶺北北部の平地で40センチ、嶺北北部の山地50センチ、嶺北南部の平地で40センチ、嶺北南部の山地で50センチ、奥越で70センチ、嶺南東部の平地で10センチ、嶺南東部の山地で20センチ、嶺南西部の平地で5センチ、嶺南西部の山地で10センチと予想されています。

気象台では、5日から6日にかけて高波に警戒し、嶺北では4日朝から6日ごろにかけて大雪による交通障害に注意･警戒するよう呼びかけています。