10日昼前にかけて警報級の大雪となるおそれも 路面凍結や交通障害に注意を
県内では嶺北全域に大雪注意報が出ていて、気象台では10日昼前にかけて警報級の大雪となるおそれがあるとして、路面凍結や交通障害への注意・警戒を呼びかけています。
県内は全域に大雪注意報が出されていて、午後5時までの各地の積雪は、大野市九頭竜で124センチ、福井で4センチなどとなっています。
■記者
「県内で最も積雪が多い大野市九頭竜では、成人男性の胸の高さまで雪が積もっていて、住民たちが雪かきに追われている」
大野市九頭竜の積雪は、平年と比べおよそ2倍の深さとなっています。
■80代女性
「きのうがひどかった 雪が1日降った ずっと雪下ろしにかかっていたからどうしようもない」
一方、福井和泉スキー場では、一時ホワイトアウトするほどの雪が降っていました。
■愛知県から訪れた大学生
「久しぶりの雪を見て興奮している 雪が降りすぎて前が見えない」
10日夕方までに降る雪の量は、いずれも多いところで嶺北の平地で25センチ、嶺北の山地で50センチ、奥越で60センチとなっています。
気象台では、予想より寒気が強まった場合には、警報級の大雪となる可能性もあるとして、路面凍結や交通障害などへの注意・警戒を呼びかけています。
なお国土交通省は立ち往生などの交通障害を防ぐため、9日深夜2時から国道8号と北陸道で通行止めを予定しています。
対象区間は国道8号で敦賀市の疋田交差点から滋賀県栗東市の辻交差点までの区間。北陸道で敦賀インターチェンジから米原ジャンクションまでの区間です。
今後の雪の降り方によっては、通行止めの開始時間や、区間が変更となる可能性もあるということです。