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新年最初の紙すき 無形文化遺産目指す越前和紙 「輪島塗」産地へ支援も検討

2024年1月5日 17:50
新年最初の紙すき 無形文化遺産目指す越前和紙 「輪島塗」産地へ支援も検討

越前和紙の産地・越前市今立地区の越前和紙の里で5日、「漉き初め式」が行われ、集まった伝統工芸士らが昔ながらの手順にのっとって、紙すき唄を歌いながら今年最初の紙をすき上げました。(1月5日)


産地では越前和紙のユネスコの無形文化遺産への登録を目指して保存会を結成し、若手職人に伝統の技を受け継いでいて、審査が順調に進むと来年の秋には無形文化遺産への登録が認められる予定です。

また能登半島地震では、伝統工芸で知られる「輪島塗」の産地も被害を受けていることから、組合の五十嵐康三理事長は「伝統産業はやはり災害に弱い。大変だなと思い他人事ではない。明日は我が身だなと思って、気を引き締めてやっていきたい。できるだけの支援をしたい」と、組合として支援を検討していることも明かしました。

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