交通事故で亡くなった人の遺品などの展示を通して、事故の悲惨さを伝え、事故防止に貢献したとして、越前市の自動車メーカー･アイシン福井に県警から感謝状が贈られました。

同社は2020年から、交通事故で亡くなった人の等身大のパネルや遺品を展示して事故の悲惨さを訴える「生命のメッセージ展」を開いています。

■アイシン福井 人事･総務部 佐久間貴史グループマネージャー
「一人でも多くの人に交通安全の大切さ、命の重要性を理解していただいて、ハンドルを握って欲しい」

県警によりますと、県内では去年1年間に、23人が交通事故で亡くなっています。同社は今後も県内各地に活動を広げていきたいとしています。