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能登豪雨で安否不明の女子生徒か 福井港の沖合で遺体発見 ズボンに手書きで「喜三」の文字 父親「顔見てお帰りと言いたい」 福井海上保安署が身元の特定進める

2024年10月1日 19:40
能登豪雨で安否不明の女子生徒か 福井港の沖合で遺体発見 ズボンに手書きで「喜三」の文字 父親「顔見てお帰りと言いたい」 福井海上保安署が身元の特定進める
安否不明となっている喜三翼音さん=家族提供写真

福井港の沖合で女性の遺体が浮かんでいるのが見つかり、福井海上保安署では、能登豪雨で安否不明となっている中学生とみて、身元の特定を急いでいます。

福井海上保安署によりますと、30日午後4時15分ごろ、福井港の西およそ40キロの沖合で「人のようなものが漂流している」と漁船の乗組員から118番通報がありました。巡視艇あさぎりが出て、およそ1時間半後に遺体を発見し、収容したということです。

遺体は女性で身長150センチくらい、黒っぽい長袖シャツと半袖シャツを着ていて、黒っぽいジャージーを履いていたということです。ジャージーのタグには、手書きの文字で「喜三」と書かれていたということです。

同署では、遺体は能登豪雨で安否不明となっている輪島市の中学3年生・喜三翼音さんとみて、身元の特定を進めることにしています。

■喜三翼音さんの父親
「娘の服で間違いないなと思いました。良く見つかったなとそう思いました。まだ本当に全く確認していないけど、とりあえず顔見てお帰りと言いたいですし、ゆっくり休んで欲しい」

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