大型ビジョンで魅力発信 JR敦賀駅コンコースに設置 年間980万人の利用想定、目にとまりやすく
年間980万人の利用が想定されている敦賀駅に、北陸3県と嶺南地域の観光情報を発信する大型ビジョンが登場しました。乗り換え客に魅力をアピールします。(3月7日)
■リポート・髙島隆平記者
「3階ホームから2階コンコースに降りると、最初に目に入るのがこちらの大型ビジョン。高さ2メートル、3面の幅が4メートルになる大型ビジョンで福井県内をPRしています」
2階コンコース部分に2台設置された大型のLEDビジョン。北前船をモチーフにした木製の台座に、福井をはじめ北陸3県の食や観光スポットをPRする映像が放映されます。3面モニターになっていて、新幹線と特急それぞれの乗り換え客の目にとまりやすくなっているのが特徴です。
■県新幹線建設推進課 林裕之課長
「せっかく乗り換えをするタイミングで、これをチャンスととらえて、北陸を知ってもらう。もう一回来る人にも再度ここに行ってもらいたいと考えてもらえるきっかけにしてもらえれば」
一方、在来線側の2階コンコース部分には、幅10メートル、高さ2.8メートルの400インチを超える巨大なデジタルサイネージが設置されました。北陸新幹線の駅構内では最大のスケールで、敦賀市の気比神宮や三方五湖レインボーラインなど嶺南の観光地を紹介しています。
当面の終着駅として1日2万5000人以上、年間980万人の乗り換え客の利用が見込まれる敦賀駅。北陸3県と嶺南の玄関口で、福井の魅力を存分にアピールします。