ハピライン鯖江駅ついに観光案内所も撤退へ 新幹線開業後さびれる一方 がらんとした駅に
ハピライン鯖江駅にある、観光の拠点となる案内所と眼鏡の販売店が今年9月末で営業を終了することが29日にわかりました。
けさハピライン鯖江駅には高校生を始め多くの通勤・通学客の姿がありました。
新幹線開業に伴って特急が廃止になるなどして駅構内からコンビニエンスストアが1月に撤退し、利用客の要望を受けて市は新たな事業者を募って、年度内の営業再開を目指す考えです。
こうした中鯖江市は、観光案内所と併設の眼鏡販売店も今年9月末で営業を終了する意向を示しました。
鯖江市 佐々木勝久市長
「観光案内所と鯖江駅眼鏡が9月末に営業を終了する意向のため、2階の図書館駅ライブラリーを含めて、駅全体の活用方法について検討したい。」
駅の利用者からは再開を待ちわびる声が上がっています。
通勤客
「今まで家に帰るときに弁当を買って行った。コンビニがなくなると違う。武生駅の店も無くなったし。」
「鯖江駅を利用する人がJRの時もいたので、コンビニをつくってほしい。」
新幹線開業に伴うコンビニエンスストア撤退は武生駅も同じ。構内には現在パンなどの自動販売機が置かれていますが、店舗の営業を望む声は後を絶ちません。」
利用客
「動いた。自販機の操作は苦手。店が必要だね。」
「早いから。9時半にならないと駅に隣接のアルプラザは開かないからやはり不便。」
けさは朝食代わりに立ち食いそば店でおにぎりを購入する人の姿も見られました。
越前市では引き続き売店の誘致に向けて働きかけを続ける方針です。