「県民の応援が力に」パリオリンピック体操男子団体で金メダル獲得 鯖江高校出身 杉野正尭選手に福井県栄誉賞
パリオリンピックの体操男子団体で金メダルを獲得した、鯖江高校出身の杉野正尭選手に、29日福井県栄誉賞が贈られ「プレッシャーの中で県民の応援が力になった」と振り返りました。
金メダリスト 杉野正尭選手(鯖江高校出身)
「オリンピック代表が決まった時から、お祝いのメッセージも鯖江の人からもらった これは金メダルで恩返しするしかないなと」
オリンピックの後初めて福井に凱旋した杉野正尭選手は、杉本知事から「福井県栄誉賞」の賞状と記念品を受け取り、パリでの演技を振り返りました。
■杉本知事
「難しいF難度のペガンをピタッと決めてすごかった」
■杉野正尭選手
「自分が失敗することでメダルの色が変わってしまうというプレッシャーと闘いながらも、大丈夫絶対いけるという思いをもって演技した 今振り返れば日本チームに勢いをもたらすことができたかなと」
また杉野選手は、鯖江高校での3年間が金メダルの原動力になったと話しました。
■キャスター
「鯖江高校で過ごした3年間でこういうことがパリで生きたなということは?」
■杉野正尭選手
「体操競技は再現性がすごく求められる しんどかったり、心が晴れなくても、同じことを同じように毎日できないといけない そういったことを高校3年間で学んだ」
■キャスター
「鯖江の思い出の場所は?」
■杉野正尭選手
「高校3年間の頃練習がハードで、体の疲れもだいぶあったので、越の湯によく行っていた」
杉野選手は30日に鯖江市で開かれる体操演技会で、ファンを前に、世界トップレベルの技を披露することになっています。